文化と歴史 CULTURE & HISTORY
島の祭り
ゲータ祭(元旦夜明け)
グミの枝を束ねて2m程の輪にしたアワを島中の男達が竹で刺し、持ち上げて落とします。諸悪を払う祭りとも、豊饒を祈る祭りともいわれており、三重県の無形民俗文化財に指定されています。
獅子舞(1月4日)
島内にある三ヶ所の塚で舞が行われます。女獅子、男獅子が舞ったあと、おかめ、ひょっとこ、えびすの順で踊り、最後に三人が一緒に踊ります。
六日祭(弓祭り)(1月6日)
元旦から続く一連の行事のひとつです。松明行事と弓祭りがあり、八幡祭りとも呼ばれています。山積みされたすす竹・しめ縄・門松などに火をかけ、火の向こう側においた的に矢を射ます。
歎仏会(旧暦 3月25日)
寛政12年に大勢の島の漁師が遭難したこの日を供養の日として漁を休み、冥福を祈っています。
ゴクアゲ(6月11日)
身内の海女全員が、神の磯であるコヘロガミでアワビをとり、弁天社に供えます。
ヤリマショ船(12月)
小舟をつくり、カヤの葉で身体をなで、厄をつけて海に流します。
島の文学
三島由紀夫 「潮騒」
柳田 国男 「伊勢の海」(のちに「遊海島記」と改題)
庄野 潤三 「早春の神島」
椎名 誠 「わしらはあやしい探検隊」 など
島の食
四季を通じて新鮮な魚介類が味わえます。
イセエビ、タイ、アワビ、サザエ、コノシロ、カタクチイワシ、マアジ、たこ(ひだこ)、あらめ(さんまのあらめ巻き)
その他
- 無線電話発祥の地(大正3年 鳥羽・答志・神島)
世界で初めて無線電話を実用化しました。
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